東京ドームスイートシートで、第34回パールボウル決勝を観戦してきた
2010/07/02 15:29:36
Blabo!(ブラボー)というサイトで、「アメフトだけではなく、スポーツ業界全体を盛り上げるために、もっと、スタジアムに気軽に足を運び、ナマの迫力を楽しめるカルチャーを日本に作るためにはどうしたらいいか!?」というテーマの会議が行われていた。
依頼主(クライアント)は「Xリーグ(日本社会人アメリカンフットボール協会)」。
「良いアイディアを出してくれた方の中から、8名程度を東京ドームスイートルームへご招待」
というコトで、いや、コレが欲しくて会議に参加したワケじゃあないけれども、まあ意見を書き込んで、結果送られてきたのがこのチケットである。

ならば、行くしかあるまい?
そんなワケで、飲酒を前提に珍しく公共の交通機関で、一路東京ドームを目指したのであるが、・・・
今回ご招待された「スイートシート」なるもの、「東京ドームスイート倶楽部」なる特別室ようで、コチラに詳しく紹介されていた。
31番ゲートの奥に : 東京ドームスイート倶楽部 [食べログ]ココで予習しておいたから良いようなもの、調べなければ投稿者のnozopooさん同様、「階段を上がった一つ上のフロアの30番台ゲート」を探して彷徨ってしまうところだった。
http://bit.ly/cT5Kbp
ま、それが「VIP感覚」と言えばそうかも知れないが、もう少し分かりやすく誘導してくれてもイイんじゃないだろうか >>東京ドームさん
そんなワケで、スイートルームに到着である。

定員は8名だろうか。
空調の効いたラウンジにソファーが置かれており、防音のガラスの外には結構豪華な観戦シートが。
まだ誰も来ていなかったので、とりあえずオーダーは待ってもらってホストの到着を待つことに。
というのもこの部屋、
主に企業が接待用に年間契約購入する3FのVIPシートなのだから、招いてくれた「日本社会人アメリカンフットボール協会」ではなくとも、サイトの運営を行い、チケットの発送をおこなった「エニグモ」の担当者が来て、挨拶というか「仕切り」をしてくれるものだと思っていたのだ。
(当然テーブルにはオードブルがあって、アルコール以外はフリードリンク、みたいな。)
ところが試合開始が近づき、招待された方たちが続々到着すると、・・・どうやら「エニグモ」は顔を出さないような気がしてきた。
んな、場所だけ確保して、見ず知らずの8人で「後はご自由に」かよ!
と、弾まない合コンみたいな展開に戸惑いつつも、ビールをオーダー。
会計は同室であっても「別々に」してくれるそうである。
って、「生」ないの?( ゚д゚)
そう、この部屋、「東京ドームホテルのバンケットが運営」というコトで、カワイイオネエサンが膝付き接客で応対してくれるものの、「飲食物の持ち込みは一切不可」。
のみならず、2Fの一般観客席とは入り口から完全に離れているので、売店にすら行けないのである。_| ̄|○
ま、「そういった客層」を相手にする部屋だから、致し方ないことなのかも知れないけれども、せめて生ビールくらい飲みたかった。
そういう、残念な部屋だったのである。
仕方がないので「プレミアムモルツ」の中瓶をオーダー。
「プレミアム」て!
なのだが、どれもこれも「サービス料10%」が付けば1000円ちょいのラインナップ。
たった百円ケチって「普通のビール」を頼むことの意味合いなんて、これっぽっちも無かったのでありました。
知らずに入ってみんな戸惑ってたぞ、 >>エニグモさん
そんなワケで、ゲーム開始である。
決勝は「オービックシーガルズvs富士通フロンティアーズ」。
1クオーター15分×4の都合60分。
間に20分の「ハーフタイム」が入る。
前半は「押しつ押されつの展開から4thダウンはゴールキックが決まる」という展開だったが、富士通フロンティアーズに痛恨のファンブルなどがありオービックシーガルズ優位の展開。
すぐ隣りのブースはその「オービック」の関係者らしく、どんちゃん騒ぎである。
ハーフタイム。
屋台を求めて彷徨うが成果なし。
「もう帰ろうかな」な雰囲気の奥さんをなだめながら、後半第3クオーターの開始である。
ここでアメフトの問題点1
「試合時間が長すぎる」
7時開始。
第一クオーター15分。
休憩1分。
第二クオーター15分。
ハーフタイム20分。
なのに、第三クオーターの開始はとっくに8時を過ぎている。
これでは、9時はおろか10時に終わるかどうかも、危うい展開である。
(結局ゲーム終了は10時過ぎた。w)
ファウルでの中断、監督の抗議、大事な場面でのタイムアウト。
どれも、関係者にとっては大事なファクターであろうが、観客は「蚊帳の外」である。
それでも、ファインプレーの応酬で盛り上がる展開ならまだいいが、「①パス決まらず、4thダウンはキック、攻守交替して①に戻る」な展開でこれでは、「また行きたい」とは思えないだろう。
実際、「付き合いで連れて来られたご婦人」は、この時間居眠りしていた。
「眠たくなるようなスポーツ観戦」に、ゼニ払って行く人など居るワケがないのである。
「1クオーター10分」、「ハーフタイム5分」。
「タイムアウトは、1試合で3回まで」。
それくらいまでしても、まだ1時間半では収まらないだろう。
エンターテイメントは90分で完結。
そう心がけてほしいものだと思う。
さらにアメフトの問題点2
「観客が蚊帳の外になる」
正直、アメフトのルールなんてよく知らない。
サッカーの「オフサイド」ですら分からない世の中に、「アメフトのオフサイド」なんてどう説明したらいいんだろうか。
反則があると、黄色いタオルが投げ込まれる。
プレーは続行され、プレーの終了地点から、反則の内容によってボールが前後に動かされる。
この時、審判がアナウンスを行うが、反響してナニを言っているか聞き取れない上に、ルールが分からないのである。
何だか反則があったみたい。
で、ボールが15ヤードとか動かされたら、観ているほうはどうすればいいのだろうか。
そんなワケで、「ルール」と「ファウル」については、文字による情報が必要。
そんなことを思った、第3クオーターだった。
ちなみに冒頭の会議で、ワタシが発言した内容というのは、
ハッシュタグを共有して、スタジアムに居る観客がツイートする。というものだった。
電光掲示板には、その内容をリアルタイムで表示する。
一般のツイートはともかく、主催者側が文字情報を提供するツールとして、あのバカでかいオーロラビジョンを活用しないテはないと思うのだが、如何に。
ともかく、第3クオーターにはタッチダウンも決め、終始押し気味に試合を運ぶ「オービックシーガルズ」。
第4クオーターも残り5分を切り、「そろそろ下で記念撮影の準備を・・・」なんて隣りのブースが動き出したその時に、ドラマは起こったのであります。
得点差は4点。
時間は残りあと1分12秒。
「もうゴール決めても逆点はない」
なーんてみんなが思っていたその瞬間、
富士通フロンティアーズ、ヤケのタッチダウンパスが決まり、・・・
まさかの逆点。
ラスト6秒、
まだ、ゴールが決まれば逆点できる!
という祈りも、たった30ヤード先のゴールにボールは届かず、・・・
祝勝ムード一転、「お通夜会場」と化した、「隣りのブース」

なのでありました。
イヤ、この写真はオレ撮ったんじゃないよ。
そんなワケで、楽しかった時間も無事終了。
回転扉の外の大混雑

に、一気に日常に戻された、「夢のスイートルーム観戦」なのでありました。
ちなみに、スイートルームのラストオーダーは第3クオーター、チェックは第4クオーター。
試合が一番盛り上がっている時に、現れる借金取りというのもいかがなものだろうか。>>東京ドームさん?




